浮気の釣り キス編

海釣りをはじめたときは投げ釣りでキスが本命でした。早速1万円の予算で投げ竿からリールや仕掛けまで一式を購入して翌公休日には八重津浜へでかけました。

数匹しか釣れませんでしたけど、行く毎にのめりこんでいきました。まずはキス釣りに関する著書を購入、キス釣りの仕掛けを自作しました。市販されている仕掛けはラインももろいのでハリスを購入、砂づりもつけて枝ハリスで3本ハリ仕掛けだったと思います。

キス釣りしか知らなかったので凪だろうと荒れてようと関係なくキス釣りをやった。そんなある日荒れて濁った浜で投げ釣りをしてたときに釣れたのがチンタ。なんだこれ?はじめてみた魚体。ひょっとしたらこれが黒鯛なのかな?と思いましたがワタクシにとっては外道。全然うれしくなかった。そんなときにたまたま知り合いがやってきて ”あっちのほういけばチンタ沢山釣れるよ”ってアドバイスをいただきましたがワタクシには全くの有難迷惑情報でした。

そのうち投げ釣り以外の釣りもやるようになってからはキス釣りからは遠ざかってしまっておりましたが、ヘチ釣りをやる前の前打ちばっかやってたころに前打ちではあんまり連れていない初夏の時期にたまたまボートでキス釣りをやってみた。年に2、3回ですがおかっぱりで釣るよりも間違いなく釣れるのででかけました。

キス釣りの楽しさはあたりの大きさと小気味よい引きでしょうね。とくにボートでやるときには細身の竿でやるのでやりとりは楽しい。びっくりするようなアタリがあるのでキス釣りする人の気持ちがよくわかります。20センチクラスがダブルでこようものなら安物のスピニングなだけにカクカクって巻き上げるのがやっとですからね~ 

楽しいです。またお土産としても刺身、天ぷらが最高です。今でも年に何回かはやりたい釣りですね。