浮気の釣り 渓流釣り編

渓流釣りをはじめたわけ

 

 クロダイ釣れない歴数ヶ月の私、おまけにパソコンまで調子が悪くなり使用不可状態。休日はいったいどうして暇をつぶせばいいの?そういえば同僚が尺イワナを釣った話を聞いたのは数日前。思いつきながら渓流にでも出かけてみるか! といってもほとんど知識のない私。それでもこの前の話によると道糸とハリスは通しで0.8か0.6、ガン玉をつけてエサはぶどう虫。それでなんとかなるか!?

 とりあえず近くのア○グラー○釣り具店に行って竿(ちなみに1980円)、ハリ(イワナ針)、エサのぶどう虫を購入、あとは海のもので間に合わせるつもり。

 さて道具は揃った。でもどこに行けばよいのか。とりあえず先日家人と山菜とりにでかけた馬場島付近まででかけることにする。途中、上市の大岩川というのが目に入りまずここでやってみるかとこの川に入ることにする。山道をしばらく走るとなんと山にカモシカがいるではありませんか。かなり山まで入ったものの少し心配になり引き返し、人里近い場所で釣りをする。

 数投目、このときまだ目印を付けることを知らない私はなんと前打ちの要領で穂先アタリを待っていた。グニュって感じで(安物だからでしょう)竿が曲がりそれでも釣れているとは気づかず竿をあげるとブルブルと手応え。20センチ弱のイワナであった。あまりにもあっけない初獲物であった。次の沢に入りまた数投目、ヒット。先ほどとほぼ同サイズのイワナ。

 まさか釣れるとは思いもよらず、なにも準備していない私は2匹ともリリース。こんなに簡単に釣れるのであれば帰り際にもう少し大きいのが釣れたらキープしようなどとすっかり天狗になっておりました。

 このあまりにも安易なきっかけで渓流釣りにのめり込もうなどとはこのときはまだ気が付いておりませんでした。

 

98,5,1 

 

 最初の釣りで2匹をゲット、バラシを数回経験した私は次回の休日の日、カニエサとぶどう虫を持って家を出る。朝起きても山にしようか、海にしようかまだ迷っている。

 結局、車で向かう先は、山であった。あれほどクロダイしか目に入らなかった私であるがつい目の前のごちそうの魅力には勝てなかった。

 さて今日は、どれだけ釣れるだろうか。氷まで用意してすっかり名人気分である。この前の大岩川に入るが、全くアタリなくボウズ。やはり柳の下にはドジョウは2匹いなかった。さらに2つほど川をはしごするが、なかなか竿をだすような場所が見あたらない。

 次に早月川の堰堤で釣ることにする。堰堤下から川を見上げると遠くまだ雪のかぶった剣岳が見えこれまた絶景。山を愛する人の気持ちが分かったような気がする。

 少し流れが速く、なかなか仕掛けが落ち着かない。小さなたまりみたいな場所でアタリ。しかし、残念針はずれ。気を取り直して再度投入。今度はしっかりヒット、小さいながら今日はじめての釣果(最初で最後でしたが、)。

 そういえば堰堤の看板に15センチ以下の魚はリリースしましょうと書いてあったことを思い出す。手尺で計るとなんとかクリアしそうなのでキープする。(17センチ)その後もあちことで竿を出すが、アタリなく納竿。30度近くありそうな陽気でさすが汗だく状態。岩と岩を飛び回るわけでこれまたなんという重労働。少し厚めの体を引き締めるには適度の運動でしょうか。

17センチ

 

 

98,5,5 

 

 珍しく祭日の休み。どこにでかけても人だらけであろうとは思いつつ、はなから海に行く気はなく山に向かう。この前はダメだったとはいえ最初のポイントに大岩にはいる。

 人がいるかと心配したが、ラッキー! まだ入ってないようだ。さっそく探って行くが最初のポイントでは全くあたらず。気を取り直し下流に場所を変え探る。

 そうそう今日から目印をつける。よくよく考えると今まではほとんどエサは底につかず流していた感じであった。また竿先でアタリをとろうとするためにやや不自然な動きであったのだろう。昨日書店の立ち読みで得たばかりの知識を駆使して今日はまた玄人気分。

 その目印がスッと引き込まれた感じで合わせるとずばりヒット! 結構引きを楽しんだ後に強引にゴボウ抜き。しかしやや白っぽい魚体にウグイ?と思わせるがまぎれもなくイワナであった。サイズは24センチ、われながら満足。しかし、入れておくものがない。スーパーの袋をポケットにしまっていたはずなのに。仕方なく、クロダイ用のストリンガーに掛けることにする。

 同じポイントに再びキャスト。なんとまたヒット。しかも今度はさっきよりやや大きめ。こんなことだったらタモを買っておくべきだった。再び強引にゴボウ抜き。なんとか切れずにすむ。サイズは27センチ。

 満足して納竿。帰り道、今度はタモとウエダー買わにゃいかんのう、、、、

27,24センチ

 

 

98,5,11

 

 完全に渓流釣りにはまってしまった私は、ついにウエダーやらビクやら必要あるのかどうかたもまで買ってしまった。後戻りできなくなってしまった。

 当然今日も渓流釣り。最近夜明けが早くなっており、夜明けと同時に竿を出した私は暗がりの中出発。いつもの大岩川に入る。土手に降りようとし、最後の石に足をかけた途端ツルリ。 ”いててて!” 左手首下と臀部を打つ。少しはれあがるがキズはない様子。 でも朝からなにかいやな予感。それでもいそいそと探りはじめる。

 最初の沢は全くあたりなし。先日の27センチヒットのポイントに入り、数投目。目印がちょっと震えるようなアタリ? 合わせると結構いい引き。25センチクラスでしょうか。タモをだし抜こうなどと生意気なことをしたのがいけなかった。レレレ、針はずれ。 針を確認するとどうも根がかりのせいか、針先が丸い。ああ、イージーミス。

 それでも気を取り直し、下流に下っていく。やや流れのある淵を流すと小気味よくヒット。今度は慎重にタモに寄せと無事キャッチ。 25センチ。

 その後20センチをキャッチして納竿。他にもっと良い場所がないかと徘徊するもののこれといった場所なし。もう少し勉強しなくては。

25,20センチ

 

 

98,5,15

 

 今日も朝駆け。芸がないとは思いつつ、大岩川に入る。今日は雨が降った影響か少し水量が多く若干だが濁りがあるようだ。こんなときはどうしたものかと思いつつ、沢に入る。

 今日のテーマは目印。先回釣行時は切り込みの入った矢印の目印を使用したのだが、下手なせいで引っかける事が多いためか切り目がさけてラインに固定できなくなったり、取れてしまった安いが良くないのかななんて思いました。それで今回は、水鳥の羽根式、毛糸目印、フロート型のウキと揃え実験することも目的でした。

 最初に使用したのは水鳥の羽根式。仕掛けも見やすく割とグッド。しかし、最初の一回目のヒットをばらす。少し早合わせだったのか?

 その後、毛糸目印に変えるがなかなか目印が安定しない。結び方が悪かったのか、ただ4ヶ目印をつけたおかげでアタリは見やすく、20センチ、25センチ連続ヒットする。特に25センチは瀬の中ではじめてヒットしただけにうれしかった。あたりはわかりにくかったけれどさすが水流が強いところでは、取り込みが難しい。特に提灯状態だけになかなか寄せづらかった。クロダイでもそうであるが、取り込みが決まればさまになるのだがもたつくと後の釣果にも影響するだけにもう少し経験を積まねばなんて思う。

 結局、18センチを追加し今日は2時間弱で3枚ゲット、一枚ばらし。まずまずの結果であった。実験の目印についてはもう少し研究するつもり。ひそかに考えているのは落とし込みの目印を使用できないかということ。いつかやってみます。

25,20,18センチ

 

 

98,5,22

 

 

 話は前回釣行からお話しする必要があります。(この日記には書いてありません)

 仕事の関係で先回の釣行は午後からということになったのですが、日中かなり気温が上がっておりあまり遠くへでかける気もせずどこか近くで釣れないものかと出かけたのが自宅から灼く15分ほどの常願寺川の中域である。こんなとこにイワナはいないであろうが、ヤマメならどうかなと期待して釣りはじめる。しかし、ウグイの連発。2時間くらいの釣りでぶどう虫、1パックと前回の残り半分位を使い切るくらいアタリ頻発。

 ウグイとはいえ30センチオーバーともなると渓流竿でのやりとりするのは初心者故なかなか大変。流れから寄せ、竿をすこしづつしまい込みキャッチ。まだまだ竿の調子と取り込みには自信がなかったのですが、結構勉強になる。結局全くボウズに終わるがそれなりに満足して帰宅する。(負け惜しみではありません)

 まさかこれが今日の釣りに役立つとはそのときは思ってもみませんでした。

 同じ場所ばかりで芸がないなあと思い、昨日行きつけの釣り具店で富山県の渓流の地図を買い込み色々調べてみるが、図面上だけではなかなかわからずとりあえずいつもの場所へ出かけることにする。

 気合いが入って早起きし、ほぼ夜明けと共に竿出しする。気合いとは裏腹に今日は全くアタリなし。いままで釣れた場所を探っていくが一度エサがかじられたような跡があった以外は全くあたらず。いままでの中で一番水量少なく、魚も敏感になっているのかなと思いつつ、往路はボウズ。いつも同じ道を引き返すのだが、丘のほうから回ろうかと一瞬思うがあまりにアタリがなかったことに少し不満でもう一度復路釣り上がることにする。

 ラス前ポイントで小さいながら19センチのイワナゲット。何とかボウズのがれホッとする。場所を変え新ポイントでも捜そうかななんて思う。

 いよいよラストのポイント。数投するものの全くあたらず、ダメだなと思いつつ無意識に振り込むと目印が震えるように動き、スッと合わせを入れると間違いなくヒット。落ち込み際を左右に何度か走る。なかなか姿を見せないので ”ちょっと大きいのかな” さらにときおり止まる。根がかりかと思い少し竿を持ち上げるとまた動きだし間違いなく付いている。そして左の木の枝が沈んでいる場所に近づき”やばい! ”と思った瞬間スッと穂先が軽くなる。なんとハリス切れかと思えばハリはずれである。

 ハーとため息。大物って感じはするものの姿を見ていないので案外すぐにあきらめがつく。ただ残念だったのでダメだとは思いつつ、ハリを点検しエサを付け替え振り込む。その3投目。再びヒット。

 やはりかなりの手応え。全く姿は見せない。左右に走り続ける。あまりにもヒット地点が近いため竿を1本、2本と縮めやりとりしやすいようにする。足場も移動しキャッチングに備える。まさに先回釣行での練習の成果である。

 そのうちヤツはいきなり下流に向かって突っ込んできた。やばいぞ!と思い竿をあおってなんとかこちらに向かった時自分の際にはじめて姿を見せる。

 でかい!!

 その姿は私にはまるでサケのように見えた。手前に寄せ無事キャッチ。(実はこの間無我夢中であまりおぼえてないのである)いままでにない黒みがかった魚体。いままで釣ったイワナとはまるで様相が違う。鼻が少し曲がり精悍な顔つき。タモの中で暴れまくる。岸にあがりさっそく計測しようとするが、暴れて計らせてくれない。よっぽど私に釣られたのがくやしかったのだろう。私のような初心者に、、ビクの窓からはとても入らずなんとか開けて入れるものの重たい。

 しかし、クロダイであれば一度ばらした後に食いつくなんてまず考えられない。イワナのどん欲さを感じる。ここの主だったのだろうか、リリースしたほうがいいのだろうかなどと海では考えたことないことが頭をよぎる。それほどあの魚体のすごさを感じた。

 その後、再び釣りをはじめたものの腰のビクで暴れる魚に集中できず、150%満足して納竿。車に戻ってデジカメで撮影中もまだ暴れなかなか記念写真とれず。まだ時間は6時半。ご満悦で帰宅。

42,19センチ

 

 

98,5,26

 

 先回大物イワナ(42センチ)をゲットし、ますます勢いに乗る私。しかし、さすが50センチオーバーをなんてことはさすがに無理だと思っております。まずこのサイズを超えるものが釣れるかどうかさえ難しい事だと思っています。誰かが千載一隅のチャンスだったねえ といったのは真実だと思います。贅沢な悩みですが、最初が出来過ぎなもので目標が立てにくいなんて思っております。

 さて今日も二匹目のどじょうを探しにやはりいつもの場所にでかけました。昨日は雨模様で濁りがあるかなと予想し、ぶどう虫の他にミミズを用意しました。というのもミミズは大物狙いのエサだよって聞いていたのです。それと先回空振りだったイクラも持参しました。

 現地到着。しかし、ほとんど濁りはない模様。さっそくいつものパターンでぶどう虫を使って攻めはじめる。1時間位アタリは一度あったもののバラシてボウズ状態。今日はだめかなと思いつつ、少し濁りがある場所でミミズにエサを切り替える。しばらくして18センチがヒット。はじめてミミズで釣る。そのままミミズを使い26センチを筆頭に4匹ゲット。

 まだ7時過ぎなので、有頂天で場所替え。ここはミミズではあたりないので再びぶどう虫で攻め、3匹追加。またアタリがないので今度はイクラを使用。いきなりアタリはあるもののバラシ。しつこく同じ場所を攻めると今度は24センチが来る。その後イクラとぶどう虫で5匹追加。計9匹。

 ここまでこれば2ケタだ! なんて思ったのが甘かった。その後2時間くらいねばるがダメであきらめて納竿。しかし、大満足。

26,24,22,21他4匹

 

 

98,5,29

 

 すっかり渓流釣りにはまってしまった私です。最近CMでSMAPの草ナギくんがドラックは、すぐやめられると思ってはまってしまうと言っておりますが、その心境です。渓流釣りもクロダイの前打ちの合間に息抜き程度にしか考えていなかったのに完璧にはまってます。

 自己分析するにはまった理由は、目印を使った釣りが前打ちに通じること脈釣りであるということ。さらにクロダイよりは釣れる確率が高いこと。それとなによりも細糸、細竿でやりとりする感触などが魚体のサイズにかかわらずダイレクトに竿を持つ手に伝わること、それが心地いいのである。とにもかくにもちょっと渓流から抜け出すタイミングがないのが現状である。

 さて今日の釣行は、あいにくの雨。といいつつ小雨のため決行。雨のため少し夜明けが遅くなったものの、ほとんど濁りはなくぶどう虫メインで釣りはじめる。今までのところ朝一でアタリが出ることは少ない。せいぜい夜明けから1時間位しないとあたらないのは偶然なのだろうか。今日も最初はアタリないが、かろうじて6時ころ18センチをゲットする。

 しかし、その後全くアタリナシ。雨もやや強くなり止めようかとも思いつつどうしてもあきらめきれず、いままで竿をだしたことのないポイントに入る。そこもアタリナシ。そして行き止まりの最後のポイント。アタリなく仕掛けを持ち上げたエサを追ってくる姿が見える。再度仕掛け投入し、しばらく後ヒットするが、合わせが弱かったせいか途中でばらす。3度目に食いつくかどうかと思いつつ投入するとなんとこれがヒット。無事取り込み25センチ位の良型、しかし腰のブクにいれようとしたところすべって落下、取り逃がす。

 これでかーと熱くなってしまった。ダメとは思いつつ今のポイントを集中的にまた攻める。これがあろうことか何と先ほどよりの良型ヒット。どうも尺物の予感。慎重に取り込む、これはおそらく尺物だろうとそのときは思った。

 調子をこいてさらに落とすと数投後、ヒット。これがサイズ的にはまあまあだが痩せていてすんなりゲット。その後、同じポイントで2匹追加する。計量しようと思うが、メジャーを忘れてきており家にもどってからにする。結局5匹の釣果。

 自宅に帰って計測。尺物とおぼしきイワナは残念ながら29センチ。ところがあのやせイワナが30センチジャスト。なんだかうれしいような、ちょっと複雑。

 思えば42センチをゲットしたのが、先週の今日。1週間の内に2匹も尺上をゲットしてしまった私。渓流の運はもう使い果たしたんでしょうか、、

30,29,26,21他1匹

 

 

98,6,2

 

 思えばすでに渓流釣りをはじめて1ヶ月が過ぎてしまった。古いフレーズであるが”ちょっと一杯のつもりで飲んで、、、、てなわけでどっぷり浸かっている今日この頃。これから盛夏になれば、海が呼ぶであろうがこれから春から夏には海に、山にと忙しくなりそうである。

 さていつもの釣り場でまだ竿をだしていないポイントがあるので今日はそこを中心に攻めようと思い出かける。昨日は最高気温が29度と真夏なみの気温ながら今日は、最高でも20度にもならない曇りということで釣りにはまずまずである。

 早速釣りをはじめるが今日はいままでになく、水位が低い。雨は降ってはいるものの増水するほどの量は降っていないせいであろうか。さすがにアタリがでない。今日のポイントは割と水量があるものの気配がない。さらに木が生い茂っているせいで何度も引っかける始末。どうも今日は効率が悪い。

 最後の落ち込みのポイント。これでダメなら場所替えしかない。ぶどう虫で粘る。淵に流したところで目印が震え、ヒット。まずまずの重量感。大物というわけではないが、20センチは超えているであろう。ちょっと余裕でやりとりを楽しむが、さすがに最初の獲物だし、場所荒れがいやなのでほどほどでキャッチ。25センチは超えていそうな良型であった。さらにエサを替えたりして粘るがアタリはそれっきり。ここは納竿。

 その後新しい釣り場を求め1時間余り走る。少し歩きが必要な釣り場があるので次回のお楽しみにすることにして今日は帰宅。

26センチ

 

 

98,6,5

 

 今日は、新たなポイントを見つけようと出かける。といっても生来のなまくらのせいかあまり遠くに出かける気はせずなるべく近くの川という選定で白岩川の上流ポイントを狙う。

 ところがちょっと道を間違えあろうことか山を越えて常願寺川に着いてしまう。だたここの堰堤は大物ポイントで有名で50センチオーバーもでるという。一度攻めたいと思っていたのでつい竿をだす。ただそれほどの有名ポイントだけにすれているせいか、アタリはなし。本流では竿も短く、釣りづらく1時間ほどで納竿。

 さらにポイントを求め山沿いに走るとやや小さい沢ながらまずまずの水量のある場所に到達。さっそく竿を出す。まもなくリリースサイズのイワナが2匹ほどヒット。とりあえずボウズでなかったことで一安心。さらに上流にあがっていくとやや深そうな落ち込み有り。ここで良型イワナが岩に隠れる姿発見。なんとか釣れないものかと探る内にヒット。しかし、ちょっと小さい20センチゲット。さっきのはもう少しでかかったと思い探るが、あたらず。さらに上流に行くと人影。沢で人に出くわすのははじめてではなかろうか。仕方なくいったん釣りはじめた場所までもどり下流を攻めることにする。

 それがかえって良かったのか、21センチ、19センチをゲット。あとリリースを3匹。型にはやや不満ながら新ポイントで釣果があったことに大満足で納竿。

 さらにここの上流、下流ともに釣れそうな雰囲気有り。今後楽しめそうである。

21,20,19センチ

 

 

98,6,8

 

 今日は、熊野川の上流に出かける。ダムの上流まで行こうかなと思ったがつい釣れそうな場所があり途中下車。しかしこんな場所では人も沢山はいっているだろうなと思ったが、やはり当たりだった。

 エサの空き箱やコーヒーの空き缶など明らかに釣り人が捨てていったと思われるゴミがあちこちで見つかる。渓流のこの眺めとはあきらかにミスマッチ。心痛む行為である。

 たぶん人が入ったせいか魚は釣れるものの10センチ余りのリリースサイズばかり。ただ釣り地図に書いてあったようにここはヤマメばかりである。やはり上流に行かないとイワナはいないようである。日差しも強くなりやむなく納竿。結局おみあげサイズに出会うことはなかった。また新しいポイントを捜さなきゃ!

ボーズ

 

 

98,6,12

 

 ひさびさ大岩川に入る。いままでになく水位低くちょっと釣りづらい状況。ちょっと水量のあるポイントの方がよいであろうとすぐに移動。

 堰堤で水深が10センチもあるかないかというポイントになにげなく仕掛けをおろす。(全く釣ろうというわけではなかった) 再びなにげなく持ち上げるとなんとイワナが付いている、、しばし茫然しかも良型(25センチはあった)。あわてていたせいでタモもださずぶらぶらとながめているうちポチャリ。イテテ、

 こんな浅瀬にどうしてイワナが居るの?

 まだイワナの習性といおうか、釣れるポイントを知らないでいる私らしい失敗であった。それでもまあ良型のイワナを見て気合いを入れる。その後水量のある落ち込みで2匹ゲット。

 さらに上流へ。リリースサイズが連発、そのなかでも何とか1匹キープサイズ。その1匹はエサのぶどう虫がなくなり川虫を捕らえてゲットする。この状況ながらなんとか釣れたことに感謝して納竿。

22,22,21他1匹

 

 

98,6,22

 

 週末から晴れる予定だったのにあいにくの雨。朝起きたら晴れていればと思ったがしとしと降っておりさすがに出かける気になれず布団にもぐる。

 といっていかないで我慢できるわけなく午後からやっぱりでかける。途中常願寺川を通るとなんと川の水はコーヒー牛乳色、そのあと通った用水もかなり濁りが入った状態、おまけに雨がまた降り出す始末。しかし、ここまできたからにはせめて釣り場だけでも確認しておかないと気が済まない私である。

 目指す川の下まできたとき川の水の色を見るとなんとかやれそうな雰囲気、ラッキー!

 さっそく釣り場に着き準備し、川に降りる。しかし思った以上に濁りが入っておりさらに増水している。半ばあきらめの境地で竿をだすが、やはりアタリはない。3,4カ所ポイントを探るがやはりアタリナシ。木洩れ日があたるポイントに入り仕掛けをおろすとイワナがヒラを返すのが見える。いるいる!ってなわけで断然やる気がおきる。

 数投目になんとヒット! サイズは20センチ前後といったところか?ハリを飲み込まれ一応キープ。その後場所を変えまたまたヒット! 手応えからこれは良型?って感じでやりとりする。これがサイズこそ25センチながらまるまると太っており引きの強さにうなずく。

 その後再び場所替えしリリースサイズ一枚、さらに20センチオーバークラスを引き抜きしたもので岸の手前にポチャリ。残念。この濁りでこの釣果、納得で納竿。

25,20センチ

 

総括

13回の釣行で35匹、尺上2匹。13回の釣行でボーズは1回のみ。

はじめてやってこれだけ釣れたらそりゃ、やりたくなるわな。当時はクロダイ狙いで何十連敗もやってたころだからなおさらだったと思う。でもやっぱ釣れる魚よりも釣れづらい魚を釣るっていうことが楽しいとわかりこの後一匹チンタ釣ったあとは渓流には10年以上行きませんでした。

 

 

 


「15年ぶり」  浮気の釣り

 

連敗、、あまりのアタリのなさに現実逃避して渓流釣りに行ってきました。

この前帰ってから道具点検。竿がない、(泣) 以外はクリア。15年前に作った仕掛けも結構ありましたがなんとか使えそうです。昨日仕事帰りにJ屋へ。一番安い竿とエサ取り用のタモとぶどう虫購入。

 

 数年前富釣さんとバーベキュー目的で八尾でやって以来、本気でやっていたのは15年前の三ヶ月ほど。場所もたまたま入って釣れたポイントしか知らない。15年前の情報が通用するのか?やってみないとわからない

朝4時半過ぎに現地到着、たしかこの橋の下がポイントのはず、えっ~あんな下だったっけ。こんな崖降りたっけ!!コワッ!?

恐る恐るなんとか淵までおりる。この滝は自己記録42ゲットしたポイントです。ほんとは下から狙いたかったが降りれそうにないので上から落としてみるとやっぱりいました。20ちょいかな?小さいけどうれしい♪でもビクの代わりになるもん忘れた~(涙)

仕方ないんでストリンガーに(笑)さらにおんなじ場所で4連続ヒット!!

さすがに当たらなくなった。対岸まで行ってなんとか下流へ。やっぱり渓流歩きは疲れます。これより先行っても釣れなかった思いあり引き返す。再びポイントへ、だめもとで落とすがダメ。捕まえた川虫(クロカワムシ)の2投目になんか当たってきた。しかしかからず、でもう一回落とすと今度はヒット! でかいぞ! 尺近い感じ でも降りれないし~ハリスもって抜こうと思ったら甘かった、、バチン(涙)さすがのその後はアタリなし。ストリンガーに掛けたイワナはなんと1匹しかいない、、掛けところがわるかったのか?イワナをストリンガーに掛ける人はおらんやろな(笑)

2カ所目 ここも尺実績ポイント。居そうなポイントにクロカワムシを落とすと何度もあたるがのらない。サイズが小さいんでしょう。エサのサイズ落とすとこぶりのイワナちゃん。ここで23センチ筆頭に4匹。3か所目、割と車が横付けできる場所、何を隠そうここではじめてのイワナを釣った場所です。いかにもいそうな雰囲気なのですがやはり人がよくはいるのでしょうか、2匹釣れましたが即リリースサイズでした。そして4か所目、とにかくへたくそなのと慣れてないので上をみないもんだからとにかくよく引っかける。仕掛けもいくつダメにしたやら、、そのうち外そうと思って引っ張ったら竿骨折(涙) 安物だけど、、(怒)1回の釣行にしては代償は高すぎました。結局リリース入れたら二桁は釣れました。今シーズンもう1回くらいやってもいいかな~ でも渓流釣りは疲れます(笑)