おそるべし沖一


 

 長かったゴールデンウイー苦(もちろんずっと仕事)もやっと終わりやっと釣行のチャンスがめぐってきました。 実は期間中にグッドニュース!あの国分沖一が4月半ばから開放されているということです。沖一へは2軒の方が渡船を行っているとのこと。そして連日年無し があがっているとのこと、、ただフカセが有利らしい。その情報を釣友へ流したところ何人かがさっそく渡提。しかし結果はボー。でも一度は行ってみたい!  ということで朝一勝負で行って来ました。

 渡してもらったのが西の端のほうの階段付近。ぱっと見、今日は10人余りしか来ていない様だ、でもそのほとん どが両先端でやっている。ホントは私も先端に入りたかったのだが、フカセでコマセが入っているとどうしても不利なので人のいないほうに向かって釣りを開 始。デカイのを狙ってやや大きめのカニ。しかし、全くアタリ無し。際、竿下、超前までやるがあたり無し。ボーズ病とでもいいましょうか、一時間余りもアタ リがないともうちょっとダメダメモード。地提ならもうやめているかもしれないが、今日は渡船料(3000円、高っ!)を払ってきている。もとはとれないまでもう少し辛抱しよっ か。

 提半ばくらいまで来たところでもぞもぞアタリ。竿もやや柔らかめのせいかぼよんぼよんとした引きなのでなんか 変。でもあがってきたのは久々(実に半年振り)の本命37センチでした。もちっとデカイのが欲しいと思って気合を入れなおすが、次に来たのが35センチ。 でもこれで某釣具のダービーにやっと登録できるわ、、、ながら先日魚屋でみたクロダイちゃん、このクラスなら1280円だったよなあ、、もう一枚釣らんと 元が取れんなあ、、そう思いつつホント際を落として食ってきたのが3枚目。さっきよりも引きはあるが、すんなりタモにおさまったのは41センチでした。ア タリが続いているが久々に持った63竿のせいでちと腕が疲れたので一休み。フカセは釣れているのだろうか?しかしかなり距離があるために全くわからない。 富釣さんからTEL。激励をうける。

 気合を入れなおして竿下より少し向こう側にあるテトラ際へ落とすと、またもぞもぞアタリ。合わせを入れると意 外にすんなりと姿をみせたのだがこれがなんと45オーバー確実の本命。何度かの締め込みを耐え少し強引に寄せをしようと思った瞬間痛恨の針はずれ。ヒラを 返して見えなくなってしまいました、、なんと!なんと!今日一番のサイズが、、でもアタリが続いているので気を落とさずにすぐ隣のテトラへ移動して際へ落 とすが、どうも気になる。さっきあたった付近に再び餌を落としたところこれがなんとヒット!ええ、、さっきのヤツ!?? そう思いつつやり取り。デカイに は違いないが意外に簡単に浮いてくれる。ただリールの調子が悪いのと手前のテトラが気になったせいもあってなかなか寄らない。でもなんとかタモいれして持 ち上げようとしたらズシリと重い。上げてみてビックリ! これ年無しじゃんか!?提にあがってメジャーを当てるとなんと50センチまでしかきってないがそ れを軽くオーバーしている。やりい!激励をもらった富釣さんに報告。2尾で100センチ超えるまで頑張って! と再び激励を受ける。まあここでいつもなら やめるのだが、アタリが続いているので再び開始。しかしその後はあたりも遠のきました。やめようかなあと思いつつもやはり100センチというのが 頭にあって、こんないい条件に再びあがれるチャンスもそうそうないかなと思いめずらしく9時ごろまで粘る。途中、休憩を入れSHIGEさんも今日は釣行し ているということで久々に少し話をする。

 そして先ほど年無しがあたってきたところまで戻ってきたところで仕掛けを上げるとフグらしい魚がカニを追ってくる。わかりつつもそこへ落とすとすぐにヒット! やっぱフグかよ、と思うが引きが違う。なかなか姿を現さないが、重量感はあまりないので40クラスか? と思っていましたがあがってきたのは今日2番目の43.2センチでした。その後10時ごろまでやり、満足して納竿しました。帰りに渡船業者の人に聞いたと ころ今日はフカセ組はボーだということです。千載一隅のチャンスだったのでしょうか、で沖一でいい思いは最初で最後でした(笑)

 

 

2002.5.9